2023.09.20 更新

　2023年9月19日、当社CEO一柳良雄が、都内で「経営者に求められる意識と行動」と題した講演を行いました。

　講演は、東日本旅客鉄道株式会社の新任ユニットリーダーを対象に14人の参加者を得て実施されました。

　一柳は、冒頭でバブソン大学の「起業の三大原則」を引用して、まずはやってみる（Just do it！）、失敗を恐れない（失敗から学ぶ）、周りの人を巻き込むことの重要性を説いた上で、その根底に「Desire」（欲望＝志）を持つことで、大きなイノベーションを起こせると語りました。

その後、ポストコロナ、ウクライナ侵攻、デジタル革命、CO2削減等、近年の環境変化に言及した上で、23年前に自ら天下りの道を選ばずベンチャー企業に転身し、最初は肩書も実績もなく誰にも相手にされなかったが、夢を持ち続け、徐々に自分の力で人生と事業を切り開いて来たことを紹介しました。

　また、大きな変革期、パラダイムチェンジと言われる現在において、過去の延長線上に答えはない、答えは自分で作る時代となっていると説き、こうした混迷する時代でリーダーに求められる「多長本動」の考え方についてわかりやすく説明しました。

　最後に、人生をどう生きるかについて「一度限りの人生、明るく、楽しく、面白く生きよう。この講演から得られた気づき、学びを一つでも実行して欲しい」と、講演を締めくくりました。 随所にジョークを折り込みつつ、吉田松陰の言葉や田中角榮元総理のエピソードなどを交え、経営上のヒント、気づきとなるキーワードを具体的な事例とともに順序立てて説明し、質疑応答も含め盛況のうちに終了しました。