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2022年10月17日 当社CEO一柳が日本政策金融公庫の取引先交流会で講演を行いました。
2022.10.20 更新
当社CEO一柳良雄が、仙台市内のホテルで「変革の時代に求められる元気と知恵の経営」と題した講演を行いました。
講演は、日本政策金融公庫の東北6支店の中小企業事業の取引先経営者で構成する各懇話会による「東北ブロック懇話会交流会」の基調講演として行われたものです。今回は、新型コロナ感染防止対策に最大限の配慮をしたうえで、約150人の参加者を得て実施されました。
一柳は、まず7つの質問をあげ、話の中で答えを聞きます、と切り出し、そして22年前に自ら天下りの道を選ばずベンチャー企業に転身したが、地獄を見たという体験と、その後いかに人生と事業を切り開いて来たか、その間、夢を持ち続けたこと、その重要性を説きました。
また、大きな変革期、パラダイムチェンジと言われる現在において、過去の延長線上に答えはない、答えは自分で作る時代となっていると説き、こうした混迷する時代でリーダーに求められる共通点として、①夢・目標・ビジョン、②知恵と頑張り、そして③人間力を挙げ、田中角榮元総理のエピソードなどを交え、わかりやすく説明しました。
最後に、「人生は一度限り。何のために生きているのか。この講義から得られた気づき、学びを持つだけでなく、自分へ振り返りを行い、実行して欲しい。するとその気づきは、必ず知恵に変わり、体の一部になり、次にイノベーションの源(力)となります。」とのメッセージを送り、講演を締めくくりました。
随所にジョークを折り込みながら、また時に参加者に問いかけてキャッチボールをしながら、経営上のヒント、気づきとなるキーワードを具体的な事例とともに順序立てて説明し、参加者からは、「失敗を恐れず、頑張って行きたい。」「また次に会いたいと言ってもらえる人になれ、を肝に銘じたい。」「役所出身の方でこれほど話が上手な方はお会いしたことがない。」などの感想が寄せられ、好評のうちに終了しました。
更に、講演後に行われた企業経営者4名による事例発表について講評を求められ、「省力化、DXを進めるには社員との情報共有、共通認識が必要」、「顧客から求められる企業、なくなったら困ると言われる企業を目指せ」など、コメント、助言を行いました。