開塾に当たって（福川伸次） | 株式会社一柳アソシエイツ

開塾にあたって

一流塾開塾メッセージ

一流塾開塾に当たって

－志を高く、視野を広く、思索を深く、行動を適確に－

2015年10月特別顧問　福川伸次

私は、日本力（ジャパナビリテイ）を確信している一人です。一部に日本の将来を不安視する向きがありますが、私は日本社会の持つ伝統と文化と価値を高めていけば、世界から敬愛される質の高い社会を実現できると考えています。その根幹をなすものは、いうまでもなく、人材です。

次代を託す経営者やリーダーを育てよう

一流塾はそういった熱い想いで、塾長一柳良雄氏が2008年5月に立ち上げました。彼の思いに共感する経済人や研究者がその経験や知識を披露し、塾生の人間形成に目覚ましい成果を挙げています。

01志を高く

さて、明治維新の志士の精神的なよりどころとなった吉田松陰は、「志を立てることがすべての始まりである」と説き、高い志を持つことを勧めました。

02視野を広く

高い志をたて、それを実践していくためには、広い視野を持つことが不可欠です。情報が限られていては、最適な結論を導くことができません。グローバルな視点を忘れず、また、政治、経済、社会、歴史など広範な知の集積を図る態度が必要です。

03思索を深く

他人の意見や知識をうのみにしてはいけません。自ら多面的な要素を深く思索し、自分の判断を導くことが不可欠です。「百聞は一見に如かず」といいますが、「百見は一考に如かず」なのです。いくら見聞を広めても、深く思索しなければ、自らの思想にも、自らの価値にも昇華できません。グローバルに考え、根源に向かって思索する、これこそが最適な判断の基礎です。

04行動を適格に

そして、深い思索から導かれる結論を適確に行動に移す必要があります。行動がなければ成果は得られません。「百考は一行に如かず」なのです。政治家にしても、経営者にしても、成功者といわれた人々は、適確な行動がそれを導いたのです。

一流塾は、有為な人材の集う場です。
上記の４原則を実践し、日本力を高めることができる最適な場なのです。