一流塾（第16期）第2回が行われました
2023.05.15 更新
第2回 2023年5月11日（木）
第2回の一流塾では、講師に八木洋介氏（一流塾顧問 ㈱People first代表取締役、元LIXILグループ執行役副社長）と、工藤勇一氏（横浜創英中学・高等学校 理事/校長、教育再生実行会議委員、内閣府規制改革推進会議専門委員、経済産業省 産業構造審議会臨時委員）を、懇親会の特別ゲストには下村朱美氏（ミス・パリ・グループ代表）、懇親会には、一流塾特別顧問の福川伸次氏（(一財)地球産業文化研究所顧問、東洋大学総長、元通商産業事務次官）同じく一流塾特別顧問の斉藤惇氏（㈱KKRジャパン 会長、前(一社)日本野球機構会長 日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー、元㈱日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO）八木洋介氏、工藤勇一氏も講義から引き続きご出席頂きました。
第1部では、『人で勝つ～リーダーになる～』と題して八木氏が講義を行いました。冒頭、日本の組織課題を諸外国と比較しながらご説明いただき、本物のリーダーになるために志を実現するために自ら納得した自分らしさを持つことが、リーダーとして必須であり、リーダーの役割をキーワードに沿って丁寧にかつ明確にご説明してくださいました。講義の最後にはﾜｰﾙﾄﾞ･ﾍﾞｰｽﾎﾞｰﾙ･ｸﾗｼｯｸを通じ経営者が学ぶこととして自分らしさ、visionの言語化をお話しくださり「世界を目指し、世界で勝つ」ために最高の努力をしていってほしいと塾生を鼓舞されました。塾生からは、「先生の熱意の熱さに『この国の未来をよくしていこう』という気概を感じられ、講義内容を深く理解しようと思えました。 一流塾に集う先生方の想いを感じる事ができ、受け手として120%吸収したいと感じました。」などの声が上がりました。
第2部では、『社会の変化とこれからの学校の姿 〜Agencyをど真ん中に〜』と題して工藤氏が講義を行いました。冒頭、麹町中学校校長時代の教育改革事例をご紹介され、低迷する経済の中で従来のビジネスモデルが通用しないのと同じで従来の教育モデルも通用しないとお話しされました。世界と戦える人材を育てるためにも「与え続ける教育」から「自律型の教育」への大胆な学校改革が必要で教育が変われば日本が変わると説かれ、これからは自己で決定し、自分を俯瞰的に見つめる「自律型の人材」を育てることが重要だとお話しいただきました。
塾生からは「間違いなく、一般企業・政治・経済にも蔓延している課題です。ぜひ目線を変えて取り組んでいきたいと考えました。」などの意見が上りました。
懇親会では、一柳塾長による開会の挨拶ならびに、福川氏による乾杯の後、特別ゲストの下村氏から『起業、そしてチャレンジ』と題して卓話を頂きました。下村氏からは、自社のご説明と起業のきっかけをお話しくださり、自社だけではなく日本で初めてのビューティーアンドウェルネス専門職大学の設立という業界全体の発展に注力を注ぎ、社会の中での女性のチャレンジを応援している活動をご説明いたただきました。
【特別ゲスト 下村氏】 
【福川氏】 
【斉藤氏】
卓話の後、懇親会からご参加いただきました特別顧問の斉藤氏、特別顧問の福川氏より塾生に向けてお言葉を頂戴し、その後は各班に先生が分かれ塾生と懇親を行っていただきました。塾生も先生方の貴重なお話を聞こうと身を乗り出して沢山の質問をしていました。
懇親会後、少人数で開催した塾生有志による塾長を囲む放談会では、スペシャルゲストも加わり、塾長と裃脱いだ交流を行いました。
【事務局長コメント】第16期一流塾第2回のテーマは「人」。初めての講義に塾生は期待に胸を躍らせながらの参加です。講師は人事のプロの一流塾顧問の八木先生、日本を良くするためにはまず子供の教育からと学校改革に取り組まれている横浜創英中学・高等学校校長の工藤先生、特別ゲストには業界の向上の為にビューティーアンドウェルネス専門職大学を開学されたミス・パリ・グループ会長の下村ゲストが登壇され、人の育成を塾生にお話しいただきました。また、一流塾特別顧問の福川先生、斉藤先生も懇親会からご参加され塾生と歓談いただきました。さらに塾長を囲んだ放談会にもシークレットなゲストが登場し大変な盛り上がりとなりました。次回も素晴らしい先生がご登壇されるので本当に楽しみです。