一流塾(第16期)第1回開塾式が行われました
2023.04.13 更新
第1回 2023年4月11日(火):第16期 一流塾 第1回・開塾式
2023年4月11日に第16期の一流塾が開塾しました。塾生は、「チャレンジ精神を持った起業家」、「2世・3世の後継者」、「大企業の経営幹部」の三種混合の計45名(平均年齢48.5歳)、業種、規模、地域が異なる様々な企業から志の高い経営者や経営幹部が集いました。そのうち、女性塾生も5名です。
第1部では、一柳塾長から開塾の挨拶に続き、「出でよ、志ある経営者たち」と題して講話を頂きました。「一流塾ではテクニックは教えません。生き様、人間力を学び活かすことによって、より大きな未来を開拓し活力ある日本にしてほしい」と述べられました。また、一流塾には「世界から尊敬される日本にしたいと思う講師陣が多くいます。現在、パラダイムが変わりすぎている。過去の延長戦に未来はない。答えは自分で作時代、この塾で仮説づくりを訓練して、仲間と沢山議論し、自分磨きをしていってください。」と塾生への期待と激励をお話し頂きました。
その後の塾生による1分間スピーチでは、塾生1人1人が自己紹介を行い、それぞれの仕事や入塾に対する思いなどを発表しました
第2部の開塾式では、一流塾特別顧問の福川伸次氏((一財)地球産業文化研究所顧問、東洋大学総長、元通商産業事務次官)、同じく一流塾特別顧問の斉藤惇氏((株) KKRジャパン 会長、前(一社)日本野球機構会長 日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー、元(株)日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO)、一流塾顧問の白石真澄氏(関西大学政策創造学部 教授)、特別ゲストの齋藤健氏(衆議院議員、法務大臣、元農林水産大臣)をお迎えし、塾生への激励のお言葉を頂きました
斉藤惇氏からは、ウクライナ紛争を例に出され、アメリカの流れ等も含め様々な背景を見たうえで何を読み解くか、本質は何か、歴史を学び、自分の頭で考えていくことが大切である、とお言葉を頂きました。
白石氏からは、女性の働きやすさをより進めていくことに加え、高齢者のアクティブワーカー、エイジレスの雇用を増やして労働人口を底上げしていくべきとお話しされ学者だけではなく民間でも考えていってほしいとお話しされました。
福川氏からは、戦争ではなく平和と経済で日本は生きる、そのためには国力が強くなければならない。そして総合的な「知力」が必要。と塾生への期待をお話し頂きました。
齋藤健氏からは、成長のためにいかに多様性な経験をするかが重要で、歴史書を過去世界を知ることがリーダーになっていくときにとても有効で、経験したことのない問題が起きた時に見当がついてくると思う。一流塾はそういったものを提供してくれるところだと思うので皆さん是非研鑽していってくださいと激励されました。
懇親会は、一流塾のOB会組織一流塾士会より会長の石井宏明氏(㈱石井鐵工所 代表取締役社長 一流塾第3期生)も加わり、一柳塾長による開会の挨拶に続き福川氏による乾杯の後、特別ゲストの齋藤健氏から『迎える正念場の10年』と題して卓話を頂戴いたしました。経済面でこれから日本で大切なのは、若者、チャレンジ、世界というキーワードでお話しされ、歴史からの必要な三つの教訓もお話しくださり地政学的な米国、中国、台湾、ロシア、ウクライナ、NATO連携から見えてくる、日本の軍事戦略のあり方や、日本沈没の実態を、企業経営、技術オリンピック金メダルなど、多様な視点で数値からの分析や、経済面でこれから日本で大切なのは、若者、チャレンジ、世界というキーワードでお話しくださりました。
その後は塾長や講師を囲んでの歓談時間となりました。ところどころで塾生同士の交流もなされ、懇親会は大いに盛り上がりました。
終了後には、塾生有志による一柳塾長を囲んでの放談会が行われました。スペシャルなゲストも来てスピーチの大切さをお話しいただきました。塾生たちは、これまでの緊張が一気にほぐれて会話も弾み、和気あいあいとした交流が夜遅くまで続きました。
【放談会風景】 【放談会風景】
事務局長コメント
いよいよ第16期がスタートしました。45名全員出席!今年はシンガポールや沖縄からも学びたいと通塾されています。開塾式では塾長、特別顧問、顧問、特別ゲストの先生方から沢山の激励のお言葉をいただき、塾生も燃えています。オリエンテーションの中での塾生による初めての1分間スピーチは皆緊張していましたが、放談会にはスペシャルなゲストTBSテレビのアナウンス部長の駒田さんが来てくださり、スピーチの極意を塾生に伝塾してくださいました。塾生の皆これから一流塾エッセンスを沢山吸収していってくださいね!