構想エネルギー21研究会エネルギー産業構造の変革期が訪れようとしています
当社社長一柳が代表を務める構想エネルギー21研究会の施設見学会を実施しました
2023.07.24 更新
(今回現場への当方のカメラ、スマホの持込みは出来ず、東電様から提供を受けました見学時の写真を掲載します。)
当社社長一柳が代表幹事を務める構想エネルギー21研究会は、2018年10月にはじめて東電福島第一原発の廃炉作業を見学しました。今回は2回目であります。改めて現場で実際の作業をつぶさに拝見し、今後長期間に亙る廃炉作業の困難さを肌で感じ取ることが出来、大変有意義なものとなりました。
はじめに、担当者から廃炉作業の現況や多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の海洋放出などのガイダンスを受けた後ビデオを視聴しました。続いて線量計を体に着け専用バスに乗り、原発1~4号機の廃炉作業並びに処理水の海洋放出の準備作業の詳細の説明を受けました。燃料及びデブリの取り出しをしてから設備の解体撤去を済ませALPS処理水の放出を含め廃炉完了までには、これから40年を超える作業が続くことになります。
【1号機前の放射線測定器】 【1号機の現状】
【津波により破壊されたタンク】 【3、4号機を背景に】
今回初めての参加者からは「現場で水素爆発のガレキの様子の説明を受け改めて事故の深刻さを実感した。今後の原発の安全性への取組みをしっかりやって貰いたい。」、多くの参加者からは「今後40年を超える長い期間を要する廃炉作業を安全確実に進める為に関係者のモチベーションを如何に維持するのか大変なテーマである。」等々の声を聞きました。