構想エネルギー21研究会エネルギー産業構造の変革期が訪れようとしています
当社社長一柳が代表を務める構想エネルギー21研究会の施設見学会を実施しました
2021.11.09 更新
当社社長一柳が代表幹事を務める構想エネルギー21研究会は11月5日に、当研究会会員企業で㈱アイシングループのシンクタンクのイムラ・ジャパン㈱田内社長の紹介によりアイシングループの安城工場、水素ステーション、コムセンター等の見学会を実施しました。この見学会は2003年から開始し、昨年はコロナ禍で中止しましたが、今回で17回目の施設訪問見学会です。
はじめにアイシン安城工場では、まず大藪工場長より工場概要の説明を受けてから、家庭用燃料電池コージェネ(エネファーム)並びにシャワートイレの組み立てラインを見学しました。エネファームの組み立てラインでは、現場の従業員の皆さんからの様々な改善提案が随所に反映されていて、無駄のないスピーディーな作業を目の当たりにしました。日本のモノづくりの真骨頂はここにありとの実感を大いにしました。
また、シャワートイレの現場では、現在コロナ禍によるグローバルなサプライチェーンの部品供給の不具合の被害を被っているとの説明を受け、改めてコロナ禍の影響の大きさを実感しました。
アイシングループの光南工業㈱の水素ステーションでは、廣瀬社長からステーションのコンセプトの説明を受け、制御システム、ボンベ、減圧機などの設備を見学し、最後に「MIRAI」への水素充填のデモンストレーションを見学しました。
アイシングループの展示場のコムセンターでは、グループの企業活動などの紹介、実物大のクルマの摸型にプロジェクションマッピングを施した実験的シアター、更には住生活・エネルギー関連製品や緊急時のレジリエンスの展示など、グループの企業活動の拡がりの姿を詳しく見学しました。
今回はコロナ禍の鎮静化の端緒のタイミングでの見学会実施ということで、参加者全員のワクチン接種の確認及び直前でのPCR検査を実施しました。参加者の皆様からは、「久し振りの団体行動での工場見学に参加して、改善のための創意工夫に溢れる生産現場を見ることが出来、新鮮な想いがしました。」との声を多く聴きました。
最後になりますが、今回の見学会で大変お世話になりましたアイシン並びに光南工業の皆様に改めて御礼申し上げます。